① 目に注射の恐怖 物が歪んで見える 加齢黄斑変性という目の病

病気

物が見えづらい 加齢黄斑変性を患い 目の大切さが身に染みた

 

最初にこの記事について

私が患っている加齢黄斑変性について、一患者が主治医から聞いたことや自分自身が経験している事を書かせていただきますので医学的な誤り、また表現の誤り等がある場合があります。

 

その点をご理解した上で読んでいただき、同じような症状がある方と一般的な情報の共有が出来れば幸いです。

 

加齢黄斑変性とは

私が患っている加齢黄斑変性は、網膜の下に新生血管という異常な血管ができ、そこから水が溜まり視力に支障がでるというものです。

 

この病は日本人の50歳以上で約1%、年を重ねるごとにその確率は何倍もになると言われています。初期の症状は、物が歪んで見えたり視界の中心部が暗くなり見えずらくなります。

 

治療しない場合は、失明することが多く失明する目の病気の上位にランクされています。

 

治療方法はレーザーによる手術や目に注射をする方法がありますが後者の方が多く、進行を抑えることは可能ですが現在の医療では完治は難しいと言われています。

 

よく、ニュースでips細胞を用いた臨床研究が進められていると聞きますが実用化まで10年以上かかるとも言われています。

 

最初は片目から患う人が多く、普段は両眼を使っているため気づかずに悪化してから病院に行く人が多いのではと思います。

私の場合

私は、過去に両目を合わせて15回の注射をしていますが一回の注射で約5万円(保険適用)かかります。

 

初回は、月に一回、三カ月間打ち続け、その後は、水の引き具合を見ながら間隔をあけていきます。私は、現在、両目を患っていますので月に2回注射をすることもあり治療費は、たまったものではありません。

 

この病の原因は、はっきりしたことが解明されておらず統計では喫煙者に多いとのことです。

また、糖尿病の人にもよく似た症状があらわれると言います。

 

私は、糖尿病で入院したことがありますが、その数年前から目に症状があらわれていましたので主治医からは糖尿病が原因ではないと言われました。

 

病気が判明した切っ掛け

2014年に受診した人間ドックで加齢黄斑変性の疑いありと診断され、眼科での再検査をすすめられました。

 

会社に同じ病気を患う上司がいたので相談すると失明の可能性が高い厄介な病気とのことで早く眼科に行って再検査した方がいいと言われました。

 

自覚症状は、全くなく視力も落ちているとは感じません。取りあえず会社近くの眼科を予約し診てもらうことにします。

 

そこでは、視力検査や目に強い光を当て目の奥を撮影しました。

 

診断の結果

診察の結果、加齢黄斑変性と診断され、そこの医院では治療が出来ないため、大きな病院を紹介され、2週間後の再検査です。

 

ここでの診断の結果は加齢黄斑変性であるが、注射や手術するほどでないため、暫く様子を見ましょう。但し、見え方に変化があればすぐに来て下さいとのことでした。

 

それから約2年、全く生活に支障がなく3カ月に1回程度の検診のみで過ごしていました。

 

目に異変

ところが2016年の12月頃、テレビの字幕が見えづらくなっていることに気付きました。

 

右目を押さえて悪い方の左目だけで部屋中を見渡すと電気をつけているのに薄暗く、テレビの字幕どころか家族の顔は認識できるものの表情が全く読み取れません。

 

通勤の際も片目を押さえて見え具合をチェックするのですが片目では信号機の色さえ分かりません。

 

直ぐに病院に行き精密な検査をしてもらうとかなり進行しており視力、左0.2 右1.5です。

 

主治医(この時は女性の先生)曰く、直ぐにでも注射を打ちましょうと言われ1週間後に予約を入れます。

 

この時の説明では、注射は、1カ月に1回、これを3回続けた後、様子を見ながら注射の回数を決めましょうとのことです。

 

完治はしませんが進行を抑えられる人は多くいます。

 

それよりもう片方の右目を大切にして下さいととことです。

 

まるで左目は諦めて下さいと言われているその言葉に絶句! 絶望の中、会社に戻ったことを思い出します。

 

続きは、初めて目に注射を打つ恐怖の日から今までの記録を早急にまとめて記事にします。

 

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