和歌山 勝浦 車横付け アオリイカ 車中泊の聖地

イカ釣り

アオリイカ 和歌山 勝浦 車横付け 車中泊の聖地

和歌山 勝浦は車中泊の聖地でありアオリイカのアタリが連発

車横付けでアオリイカ、アタリが連発!

2021年9月の連休、夜中に和歌山市の自宅を出発し那智勝浦(ホテル浦島前)へ

ここは、車中泊と釣りの聖地として知る人ぞ知る場所です。

寒くなると日本全国からキャンピングカーや車中泊で長期間、釣りを楽しむ人が多く、暑い時期になると北海道へ移動する人が多いとか。

車横付けでアジとアオリイカ

勝浦到着は午前3時、現地集合の約束していた奈良県の相棒は、既に釣り座を構えてアオリイカのエサにするアジを釣っていました。

 

私もアジを数匹確保し、もう1本の竿に生きたままのアジの尻尾に針掛けして泳がせます。

※アジの尻尾にチヌ針4号を付けて道糸を数回巻きつけて尾っぽに針掛けすると外れません。

道糸に何も付けず針を直結するだけの簡単な仕掛けです。

 

アジが弱るのと、この時期、新子(イカの子供)が多くアタリが明確に出にくいため遠投せず軽く竿を振り海面にアジを落とします。

 

アジは勢いよく海底に潜ります。ケミホタルを付けた竿先は小さく震えます。

釣りはじめは絶好調

約10分後、アジが逃げ回ってるかのように竿先は大きく震えたかと思うとピタッと止まりドラグを緩めた糸がわずかに引っ張られています。

 

春先であればイカが大きく一気に走るのですがやはり新子なのかアジの引きと変わらないもどかしいアタリです。

 

2分ほど待ってそーっと引き寄せてみます。

 

近くに引き寄せると思わず、ちっちゃぁー 小さなイカがアジに抱き着いています。この時点では針がイカにかかっていないので竿先の糸から慎重にヤエンを入れます。

↓↓ヤエンで小物用と大物用(1000円前後)

(↓↓下の画像は、手助けしてヤエンを入れてくれた車中泊のおっちゃん↓↓)

ヤエンを糸にかけ竿をゆっくり立てるとスルスルと水面に落ち、浮いているイカを捕えます。

 

小さなイカはライトで照らされた水面に墨を吐き、精いっぱいの逆噴射をしますが、がっちりと獲物を捕えたヤエンは離しません。

 

この時点で1/3がアジを放すか、ヤエンの引っ掛かりが悪くバラしてしまいますが今回は成功!

 

ギャフ無しで抜き上げます。

 

大きさはコロッケ特大サイズです。アジの頭がかじられている程度でもう少し待っても良かったかもです。

私の推測

私が勝手に推測するのですがイカは先ず、アジの頭を攻撃して動きを止めてから、はらわたを食べます。

 

ちょうどこの頃が興奮して我を忘れて夢中になるのです。糸を引き寄せても気付かれずヤエンを入れるベストタイミングと思うのです。(もちろん、アジとイカの大きさで待つ時間は大きく異なります)

↓↓タイミングを外して頭だけ食われたアジ↓↓

 

続いて時間を置かず隣の相棒が竿を曲げます。竿のしなり具合から少しだけ大きいようです。

 

次は私がサポートにまわりヤエンを入れます。

 

少し待ち時間が短いかと不安でしたがヤエンはしっかりハマっています。

 

そしてギャフ無しで難なく引き抜きます。

相棒が釣り上げ数分後にまたまた私にヒット!

 

↓↓これもタイミングばっちりで引き抜きます。↓↓

ここまでは、二人で3回のアタリで釣り上げるまで100%と完璧です。

 

しかし、その後は夜明けまでアタリが頻繁にあるもののヤエンの入れるタイミングに二人とも大苦戦しアジが無くなり一旦納竿。日暮れにまでに再度アジを確保し次の時合いを待ちます。

その日の夕方から

夕方にもなかなかアジが釣れず地元の子供たちの協力もあり、やっと十数匹を確保出来ました。

7時ぐらいから再びイカ仕掛けをセットしますが、この時も頻繁にアタリがあるものの釣り上げるまでの確率は20%くらいです。

 

車中泊をしている人たちも缶ビールを持って見物していますがなかなか良いところを見せられません。

結局、私は3匹で相棒より1日早く納竿し帰宅。後ほど相棒から送られてきた画像にスズキが写っています。

電話で聞いてみると車中泊のおっちゃんとその日(3日目)の日の出まで釣りをしてイカを4匹とスズキがかかってきたとのことです。

 

何故か車中泊のおっちゃんが釣り上げたようになってますが真相は確認していません。

(イカは生きている時は「匹」、市場に出ると「杯」と言うらしい)

          ↓↓ 私の釣果 ↓↓

(今回の反省点と分かったこと)

①現場で十分なアジを確保できなかったこと(アジがあれば2本竿にでき確率が上がったかも)

②イカが小さいにも関わらず大きい目のヤエンを使ったこと

③イカが小さくアタリが明確でなく放置の時間が分からなかったこと

④1か月前にもここに来たがこの時期、この場所はアタリが頻繁にある

 

私は、ほぼ24時間ここに滞在しましたが夕方は地元の子供達と一緒にアジ釣りを楽しみ、夜になると車中泊する人とビール片手にワイワイと楽しいひと時を過ごしました。やっぱりこの町、この漁港は最高に落ち着くと感じました。

以 上

※アオリイカ釣りには大変使い勝手がいいです。

 

 

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