紀の川でうなぎ釣り!地合いが来れば、トラブル回避に努めることが釣果につながる
GWの10連休、久々にうなぎを釣りたいと思い立ち娘を連れて紀ノ川に出かけました。
うなぎ釣りは、昨年から数回出掛けたものの釣果は今一つ。
秘密のポイントが有るわけでもなく、車を横付け出来るところなら良しとします。
特に夜の河川敷は漁港とは違い、釣り人が殆どいないので車が真横にないと不安です。
という訳で
明るいうちに娘と釣り場を探します。
前日の雨で水面が少し濁っていて今日がベスト日和と考えて、ひたすら河川敷に沿って車を走らせます。
海に近い河口近くにするか?それかもっと上流の真水を狙うか?
紀ノ川は海から4キロくらい上流に行くと小さなせき止めがあります。
上流の方はルアーでブラックバス狙いの人が多く、下流はシーバス、チヌ狙いの人がいます。
うなぎは、そのどちらでも釣れ、上流の方が、比較的、大物が多いと言います。
今回は、車横付けの所と考えていましたので余り贅沢は言えません。
元々、紀ノ川は、車が川のすぐ近くまで入れるところが殆どなく
やっとのことで見つけたのがこの場所
(注)うなぎ釣りをする人は、あまり人に場所を教えたがらないと聞き、モザイクを入れて います。
土手を降りポイントを確認してからエサになるミミズを買いに行きました。
ミミズのサイズは特大の方がいいと言いますが入っている数が少なく今回は、やや太めを買いました。(600円前後)で十数匹入っていました。
それから、うなぎ針と「おたふくおもり」、ケミホタル、鈴を購入して再び、釣り場へ
周りはまだ明るく、ゆっくりと仕掛けをセットしながら取り敢えず竿を出しますが全く、反応がありません。
薄暗くなってきても エサをかじった形跡がなく時間だけが過ぎます。
娘は車中でゲームをしていて 時々、車内から外を眺めるだけです。
19時を回った頃、初めて竿先に反応が
竿につけた鈴が小刻みに鳴り出しました。
少し、間をあけて大きく竿を叩いたところでゆっくりと合わせます。
リールを巻くと針にかかっている反応がはっきりと伝わってきます。
でも、あまり大きくないかな?
近くに手繰り寄せると
な なんと ! う – な – ぎぃ~
いてるで いてるで ~ と1人で興奮!
小さいながらも一匹目から本命です。
今日は、爆釣かも
そんなことを考えながらエサを付け直していると、
もう一本の竿にも当たりが
竿が大きく押さえ込まれたので合わせます。
今度は、かなりの引きです
竿が大きくしなります。
あれぇ これって うなぎでないよなぁ
ドラグが逆回転 どんどん糸が出ていくと思えば左へ右へ走ります。
格闘から約5分、手元に寄ってきた獲物の正体は60センチくらいの野ゴイです。
タモがなければ上げられませんが車のトランクに入ったままです。
仕方なく仕掛けを切って、仕切り直して待つこと5分
またまた、当たりです。
今度は左右には走らず、グングン竿を叩いています。
これもうなぎの引きではありません。
大きなナマズです。
今回は、タモを取り出していましたので陸に引き上げることができました。
その後、頻繁にアタリはありますが針にかからず空振りが続きました。
20:30頃大きな当たりが とその瞬間
竿立てが倒れ一本の竿が水面に
またまた、野ゴイかナマズか?
川に落ちた竿をタモで引き寄せてリールを巻くとやっぱり大きなナマズでした。
陸に上げたナマズから針を外しているとき今までにない、大きな失敗をしてしまいました。
そうです。針は二本針、口に針が掛かったナマズが大暴れして、もう片方の針が右手の側面に刺さったのです。
ナマズが暴れる度に針は奥に入り込みます。
車中でゲームをしている娘を呼び、ハサミでハリスを切ってもらいました。
でも、針は刺さったままです。
うなぎ針は太く7~8ミリは入り込んでます。
どんなに抜こうとしても返しが有るため痛いだけで抜けません。
約10分くらい頑張りましたがやはり針は取れません。
だんだん、痛さに慣れましたが自分では取ることが不可能と判断
連休中のため病院を自分で捜せないと判断して救急病院の案内を調べて受け入れてくれる病院を
和歌山市内で紹介していただきました。
病院についたのは22時過ぎ
病院の先生曰く、返しがあるから取れないので麻酔をかけて少し切りますねとのこと。
覚悟はしていましたがかなり緊張
10分くらいで針を取り出してもらい抗生物質と痛み止をもらって帰宅。
今回のウナギ釣りで感じたことは以下の通り
①せき止めより上流でもうなぎが釣れると確認出来ましたが、短い地合に外道のコイやナマズが頻繁に食い付き釣りにならない。その他(ブルーギル、カメ、雷魚)など外道が多すぎる。
②河口に近いところはチヌ、シーバスなど持って帰れる外道が多いと感じました。何らかのお土産を持って帰りたいなら河口がおすすめ!
③うなぎの地合いは、日暮れから約二時間に集中するといわれるため、糸の縺れや引っ掛かりなどを極力少なくしたいので仕掛けはシンプルにする。
④時合いだけを攻めるのなら竿は2本、仕掛けも2本針がいいのではと思います。
⑤特に夜釣りで複数の針が付いている仕掛けを使う場合、釣り上げた魚が暴れて手に刺さることがあるので細心の注意が必要!
以上が今回、ウナギ釣りに行って感じたことですのでご参考までに
コメント