和歌山日帰りドライブ 和歌山城 りす カワセミに遭遇
2020.1.2 久しぶりに和歌山市民にとっては、近くて遠い和歌山城に行ってきました。
私から見た和歌山城
近くて遠いとは、何時も近くから眺められるので、祭と花見の時期にちょこっとだけ城内に入る程度といった方がしっくりときます。
今も言い伝えられているか分かりませんが、私たちの世代には、カップルで和歌山城に行くとその恋は、実らず破局すると云われていましたので、デートコースからは外されていました。
和歌山城の紹介
さて、わが県のシンボルである和歌山城は、徳川御三家の一つであり、八代将軍の徳川吉宗が居城していました。
豊臣秀吉の弟である秀長が築城し、関ケ原の合戦後に浅野幸長が紀州を任され36万石の領主となり、大規模な増築をしたといわれています。
その後、家康の十男である頼宣が55万石領主となり御三家紀州藩が成立します。
そして頼宣の玄孫である吉宗にと繋がるのです。
昭和20年の和歌山大空襲で天守閣が焼失しましたが同33年に復元されました。
和歌山城は、大阪市内から車で近畿道、阪和高速道路を南へ40~50分、和歌山東インターで降り、西方面に約15分です。
電車では、JRで天王寺から和歌山駅まで約1時間、駅を出て西側に真っすぐ15分歩くと左手に見えてきます。
また、南海本線では、難波~和歌山市駅まで約1時間、駅を出て南方面に徒歩で約10分です。
駐車場
今回私は、車をお城の南側(岡公園)横の駐車場に停めて岡口門から入城しました。
この駐車場は、約30台が駐車でき、一日の最大料金が700円です。城内にも駐車場ははありますが、満車でしたのでここに決めました。
駐車場の横には陸奥宗光像があります。
その横にはSL機関車が飾られています。
駐車場を出て大通りを渡ると
正面には、和歌山中央郵便局が見えます。
すぐ横にある岡口門から入城します
岡口門は、重要文化財に指定されており、徳川家が建てた二階建ての風格のある門で空襲でも焼けずに残ったそうです。
門をくぐると写真左上に天守閣の屋根が少しだけ見えます。
天守閣に向かう途中、木々の上方から何かの気配がします。
その正体は、放し飼いされているリスでした。
何匹もいるようで、あまり逃げる様子もありません。スマホのレンズをあわせると半野生とは思えない、ふくよかなリスが撮れました。
その場所から後ろを振り返ると堂々とした天守閣が私を見下ろしています。
この石段を上ると売店と天守閣に入る料金所があります。
天守閣に登る前に売店でこんなコーラを買ってみました。
天守閣の中
さて、入城料420円を払って天守閣の門をくぐり数段の石段を上り、振り返ると天守閣が正面に現れます。桜の時期にはどんな風景なのかと想像しながら入り口に向かいます。
徳川家の家紋暖簾を潜り、中に入ると正面に一際大きな家紋がこれでもかとお出迎えしてくれます。
因みに城内の撮影はオッケーとのことですが撮っていけないものには、撮影禁止マークが貼られています。
階段を上がると
鎧、火縄銃、当時のお城に使用されていた瓦などが展示されています。
最上階から外を見ると西側に紀伊水道、北側には紀ノ川を跨いで和泉山脈、東側にはかつらぎ山、南側に紀三井寺と私も吉宗になった気分で見下ろします。
(写真は、北側方面を見ていて白い建物は現在の和歌山市役所)
カワセミと遭遇
約30分天守閣を見物してお城から下り、岡公園の外周を散策して車に戻る途中、小さな池の周りで望遠レンズで何かを撮影している人たちがいました。
人面魚でも撮っているのかと気になり聞いてみたところカワセミを待っていっるとのことです。 えっ! こんな所にカワセミっているの?
朝からみんな待ち構えているんよ。今日は、現れてくれるかわからんけどね。
とその時
誰かが、きたっ! カワセミや! 私もとっさのことで訳の分からないままスマホのレンズをその方向に合わせます。
その場でスマホを確認したところ、その鮮やかな色は、確認できませんが取りあえず小さな鳥らしきものが写っていました。
撮影していた初老の人にあんた持ってるねえ わしら朝から粘ってやっと見たんやで。
この鳥は、幸せの青い鳥といわれてるんや。正月早々ええことあったな。
今年一年は、幸せ間違いないわ!と言っていただき、気分良く家路に着きました。