和歌山 日帰りドライブ 湯浅城と手作り醤油の角長、稲村の火の広川町へ 車中泊で車横付けで釣りができる場所みぃーつけた
1月13日の早朝に和歌山県有田郡の湯浅町をぶらりと散策してきました。
和歌山市内から湯浅町まで
自宅がある和歌山市から海南インターまで一般道(国道42号線)を走り、車でおよそ30分。海南インターから吉備インターまで約10分です。料金所を通過して白浜、湯浅方面に車を進めると国道42号線に合流します。
そこから目的の湯浅町までは5分足らずです。湯浅町に入ると道路の両サイドには醤油、金山寺味噌の看板が所々に軒を連ねています。
湯浅町は、海と山に囲まれた人口が12,000人ほどの小さな町ですが昔ながらの街並みが残っている歴史的な町です。
湯浅城
吉備インターを降りて数分で左手にお城が見えてきます。
湯浅の町を散策する前に湯浅城を経由しましたので
取りあえずお城の見える方向へ車を走らせ、車中からスマホのシャッターを切ります。
一見立派なお城に見えますが実は、本当のお城ではなく国民宿舎なのです。
お城の入り口に行くと
宿泊客の車がたくさん停まっています。
城内には日本庭園、最上階からは湯浅町とその奥には、紀伊水道が見えます。
もちろん、宿泊以外に日帰り入浴ができるとのことです。
直ぐ近くには湯浅城公園があり、スポーツ施設もありますので家族ずれには、最高の場所だと感じました。
(写真は入り口辺りから湯浅町)
醤油発祥地
朝が早かったため入浴を諦め、次の目的地である醤油発祥の地と言われる町並みを見学に行きます。
お城を下り、海の方向に向かって10分ほどで左手に小さな川を挟んで歴史を感じさせる蔵のような建物が見えてきました。
駐車場に車を停めて散策開始。
でも早朝のためか人影がありません。
実は、私は子供の頃、この辺で育ったのですが歴史や醤油には関心がなく年を重ねるごとにこの町が好きになったのです。
この道も自転車で走り回っていたのを思い出します。
さて、目的の角長の前に来ました。この時間から店を開けているようです。
店舗の斜め前には資料館らしき建物がありますので中に入ってみます。
湯浅醤油は、およそ750前に禅僧(法燈国師)が中国から帰り、この地の水が良いことを知り、径山味噌に改良を重ね作られたと言われています。
また、この地で有名な金山寺味噌、そのたまりが醤油になったたとも言われています。
帰りにお土産に角長本店に戻り醤油を2本買って駐車場に戻り、次は隣町の広川町へ
少し走ると広川にかかる橋を渡ります。
車窓から左手には湯浅の町、右手には、紀伊水道を跨ぎ晴れた日に徳島が見えます。
稲村の火の館
そこから数百メートルで稲村の火の館があります。
稲村の火とは、教科書にも載っていたと記憶していますが、今から150年ほど前に南海地震が起こりました。
その時、濱口梧陵という方が井戸水が枯れているのを知り、津波が来ると予測し村人を高台に誘導することを考えました。
そこで丘の上の稲の束に火をつけて回ったところ村人は、火を目指して高台に集まり始めたそうです。
その後、直ぐに大津波が村に押し寄せましたが、この方のお陰で犠牲者は最小限に食い止められたということです。
その資料館の前まで来たのですが此処も朝が早いため、まだ開いていません。
結局、資料館の外側だけの写真しか撮れませんでした。
中に入れないので仕方なく帰ろうとして、大きな道に戻ろうとすると正面には港が開けています。
ここ車中泊で車横付けで釣りに最適と直感 思いがけないカマスのお土産
釣りでも見ようと漁港内に入ると数名の人がルアー釣りをしています。
この辺は、子供のころ釣りに来た記憶がありますが今は港が綺麗に整備されていて車中泊で車横付けの釣りが出来ると直感。
釣りをしている人に「何か釣れますか?」と聞いたところ、「大きなカマスが釣れてるでぇ」
ホンマかいなと思いクーラボックスを覗くと今まで長年釣りをしていても見たことがないようなビッグカマスが体を丸めて入っています。
えっ!これ此処で釣れましたん?
「そやでぇ ルアーで30分くらいで4匹や。明け方には、餌釣り(きびなご)で入れ食いやったらしいで」
「日が昇ったら常連は帰るから今は、ワシら遠方から来たルアーマンだけや」
「ここは、毎年そんなに釣れへんけど今年は異常やな」
「まだ、みんなに知られてないから釣り場も荒れてないねん」
「よかったらカマス持って帰りや」と言っていただき、お言葉に甘えて自宅に持ち帰り
大きさを測ったところ、何と大きいのが43㎝、小さいのが37㎝でした。
鱗を取って塩水に約30分浸けてから水分を取り、ラップをして冷蔵庫で5時間、
その後はベランダで一夜干しました。
(大きすぎてフライパンで塩づけしています)
翌日、焼いて食べたところ自分で釣ったわけでもないのに美味しいのなんの
カマスが美味しいのか塩加減がよかったのか 取りあえず今までに味わったことがないカマスに感動しました。
最後にこの湯浅広港灯台の港は、横付けで車中泊しながら釣りができると感じました。
サビキ釣りは、もちろんのことこれだけカマスが入っていれば皆に知れ渡るのは時間の問題です。
近日中に車中泊で挑戦したいと思いました。
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