チヌの他 外道も多い 紀州釣り だんご釣り No1

紀州釣り

初めての紀州釣り チヌと言えば紀州釣り  多くの外道が釣れる

紀州釣りの歴史は江戸時代に和歌山で広まった伝統釣法と言われ今現在では全国にひろがっています。私は30年以上この釣りをやっていますがやればやるほど奥が深く今だにゴールが見えません。

多くの外道が期待できる紀州釣り 必要なものなどを解説

初めて挑戦する人に紀州釣りの奥深い扉を開けていただくため入り口までご案内します。

先ず準備するもの

①竿とリール 

竿は4.5~5.3mで竿先が細い方がいいです。(1号、1.5号)です。リールは3号糸を100m巻ければ十分です。(ヌカまみれになるため高級なものは必要ありません。

 

②バッカン

ヌカを入れるためで最初は100均のバケツでもいいです。

③米ぬか

和歌山では釣具屋で砂、押し麦を配合したものが売っていますが無ければ自分で配合します。

 

ヌカは米屋でただ同然で分けてもらえます。は砂浜でコンビニ袋に一杯あれば3~5回の釣行分があります(粒が細かい方がいいです) 押し麦は米屋、スーパー、釣具屋(人間が食べるものと同じですが300円くらいで数回分が目安)で購入します。

 

サナギ粉一袋(約500円)で数回分アミエビは釣具屋で1キロ(300~500円)安ければ中国産でOKです。

 

④オキアミ 

オキアミは、さし餌で1パック350円くらい(S・M・LがありますがⅯが無難です)余れば冷凍して次回に使用出来ます。

 

⑤ウキ、ハリ

ウキは玉ウキか棒(寝ウキ) 最初はオレンジ色の玉ウキが見やすいです。玉ウキの大きさは500円玉と10円玉の中間くらい。針はチヌ針4号か3号。ハリスは1.5号前後(1ヒロ、150㎝)がいいと思います。

 

⑥その他    ウキ止め、サルカン(小)、シモリ玉

仕掛け

A)仕掛け図

道糸にウキ止めを通して結び目をつける → 道糸にシモリ球を通す → 丸ウキを通す → もう一つのシモリ玉を通す → サルカン(小)で道糸とハリスを連結する → ハリス(1.5号)を1ヒロにチヌ針3~4号(ガン玉はなくてもよい)

 

ウキ止めの役割は玉ウキの両サイドに付けたシモリ球がウキ止めに引っかかる役割をします。

 

ウキ止めは指先で移動できますので何回か団子を投げて水深より10㎝短く調整します。

 

どうしてそれが分かるかと言うと団子が海底に着いたとき丸ウキは海面より10㎝沈んだ状態になります。

 

紀州釣りの難しいところはこのことで団子が海底まで沈まなければ玉ウキは沈みません。

 

すなわち団子の硬さの調整は、大きさ、水深によって異なるのです。

 

ここまでで仕掛けは出来上がりです。No2ではヌカの練り方をなどを述べていきます。

 

※紀州釣りはヌカまみれになるので竿、リールは高価なものは必要ありません。

これは私が使っているものでインナー竿でなくても大丈夫です。

 

 

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