チヌの他 マダイ グレ 大アジ ガシラ 外道も多く釣れる紀州釣り 出来れば車横付けがベストです NO2
紀州釣り ヌカの配合 釣りやすい場所 初めての方におすすめ釣り方
ヌカ団子の配合
バケツに半分弱のヌカを入れて砂を両手に八分目を入れます。次にさなぎ粉を片手で一握り半と押し麦も一握り半を入れます。(釣具屋の配合ヌカは、さなぎ粉と押し麦はごく少量です)
次にこのバケツに溶かしたアミエビを一握りから調整しながら両手で揉み潰すように混ぜていきます。
※ ここで大事なことは一気にバケツのヌカをアミエビに混ぜずに上半分だけを混ぜます。もし、柔らかくなりすぎたら底のヌカを少しづつ混ぜながら調整します。
最初は小さなみかんぐらいの大きさの団子を作って強めに握り、水分が出てくれば駄目です。ヌカ団子が海底に着いてもなかなか溶けないでしょう。水深が3ヒロ程度なら1分以内に団子が割れなければいけません。
よく耳たぶの硬さぐらいと分かりにくい表現をしますが下手投げで10~15メートル投げて空中分解せず着水時にも割れない程度。団子が濁りを出しながら海底に落ちていく硬さをイメージします。
この団子は水分が多すぎて駄目です↓↓↓↓
紀州釣りに適した場所 ベストは車横付け
最初はこのようなイメージの場所を探してヌカを確実に底まで割れずに投げることを心掛けましょう。
チヌは漁港内など内向きでも釣れますので水面まで近く、波の穏やかな場所から始めるのがベストです。
ヌカ団子を投げて
初めての場所なら団子を投げて5回くらいで深さが確認できればOKです。
(A)初めての場所でのタナ(水深)の確認方法は団子を遠くに投げず下手投げで3~5mくらいの距離にみかん小くらいの団子を握って投げます。(ウキは出来るだけ団子が着水した上に持っていきます。)
(B)団子に引っ張られて糸に結ばれたウキ止めがゆっくりとウキに到達します。①団子が溶けていなければウキが沈み、②水中で団子が溶けてしまえばウキは沈みません。
図①のようにウキが水面から10cm位沈んで止まれば取りあえず良しとしましょう。
(C)次に1分前後で団子が溶けてウキが水面に浮き上がってくれば完璧です。この瞬間こそアタリが最も多いのです。
(D)水族館を想像して下さい。団子が途中で溶けず煙幕の出しながら底まで沈みます。魚がヌカ団子の煙幕に興味を示し寄ってきます。底に着いてしばらくして団子が割れて10cmほどサシ餌(オキアミ)が飛び出します。魚は本能的にパクっと咥えるでしょう。
これらの状態を陸からウキを見て推測するのです。
団子が割れればウキがゆっくり水面に上がってきます。ウキが水面に顔を出した瞬間、ウキがポコッと押さえ込まれます。もしくは途中でウキが止まってもアタリです。何時までもウキ水面で止まっていると団子が溶けてなく魚がさし餌をくわえることが出来ません。
ここまではヌカ団子の配合から実際に投げるまでです。取りあえずヌカを海に持って行って投げてみて下さい。たとえタナが合わなくても団子が底まで届かなくても何かしらの魚が釣れることがよくあります。次回は私が長年この釣りをやっていて気づいたことや誰にも話していない秘密を書いてみます。
※紀州釣りはヌカまみれになるので竿、リールは高価なものは必要ありません。
これは私が使っているものでインナー竿でなくても大丈夫です。
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