11月13日(水)晴れ
道の駅潮見坂で夜を明かし、車外に出てみると昨夜は見えなかった遠州灘が見えます。
全く気付かなかったのですが足湯もありました。
昨日の到着時間が早ければ、のんびり足湯に浸かりながら遠州灘を眺めることができたと思えば少し残念な気持ちです。
そんな事を考えながら道の駅潮見坂を調べてみると昔、京都と江戸を行き来する際に丁度、真ん中辺りに位置するところ、そしてそこから海(遠州灘)を見下ろすことが出来るこたとから潮見坂と名前がついた由来だとか。
今更ながら気づいたのですが、車中泊をする場合は、夜遅く到着するのでなく、明るいうちに到着しそこでご飯を食べてから寝るくらいの余裕を持った方がいいと思いました。
急ぐ旅でなかっても何故か朝は、ゆっくり出来ないのです。
という訳で朝食は、こちらでいただいてから次の休憩場所の道の駅を目指します。
道の駅掛川
調べてみると東方向に進めば約60キロ先に道の駅 掛川があります。
掛川と言えば日本有数のお茶の生産地のイメージがあります。
一般道で約2時間車を走らせると国道1号線のバイパス横に、其らしき建物が見えてきました。
洋風の立派な建物で駐車場が広いという印象です。
この道の駅には、獲れたての野菜が沢山並べられており、肉類、卵などが売られていました。(ちょっとした高速道路のサービスエリアより賑やかでした)
食事するところは、フードコートのような雰囲気でした。
今日は、掛川で車中する予定はないけどここなら、綺麗なトイレがあり、24時間コンビニもあるので、夜の治安は良さそうに感じました。
ここでは、コーヒータイムだけで食事は、次の道の駅川根温泉まで我慢します。
道の駅 川根温泉で蒸気機関車
勿論、一般道で東海道の難所、越すに越されぬ大井川にそって北上し、約二時間で道の駅 川根温泉に到着しました。
ここは、普通の道の駅とは少し違うようです。男女、露天風呂をあわせて10以上の湯船があります。
露天風呂からは近くに走るSL蒸気機関車を見ることも出来ます。(1日二回、12:30 15:30)
一般的な道の駅で売られている地元の人が育てた野菜類に加えて川根茶の手もみ体験教室や
温泉付きのコテージまであります。
温泉の湯量は、県内でも上位に位置し、源泉が自噴しており、湧出された温泉を短時間で供給するようにしているそうです。
酸化現象を最小限に抑え、より新鮮な温泉を肌で感じ取ってもらいたいという拘りなのです。
取りあえずお腹が空いたのでここで昼食とします。
沢山あるメニューの中からネギトロ定食を選びます。
節約旅行を心掛けているのにここまで一切、自炊していません。
このままでは、いつまで一人旅が出来るのか、そんな事を自分に言い聞かせながら有難く頂きました。
食事を済ませるとちょうど12時30分の千頭行き蒸気機関車が通るとのことで外に出て撮影に挑戦します。
スマホなので動いている汽車を上手く撮れるか不安の中、シャッターを押します。
走っている蒸気機関車に感動!
少し、ブレているものの何とか撮れました。
私の世代だと小学生まで蒸気機関車は大阪でも普通に走ってました。
とても懐かしく思い、ずーっと汽車を眺めているとその時代にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。
そのまま蒸気機関車を追いかけて千頭駅まで行きました。
この路線は、発電用のダムを建設する際にひかれた路線を今も、そのまま使用しているとのことです。
ここでは、トーマスの機関車などが見れました。(12月1日までの期間限定)
また、めずらしいアプト式の列車も見れました。(下にギアがります)
子供が小さかったころ、一緒にテレビで見ていた頃に再び、私を引き戻します。
次は、寸又峡までの狭い山道を車で登ります。バスも走るので要注意です。
途中、紅葉した景色に思わず車を止め撮影。
大井川鐵道の秘境駅の湖上駅を見に行きました。
駐車場から約1時間歩くので今回は、レインボーブリッジ展望台から見ました。
それから再び、道の駅川根温泉まで戻ってきました。16時と少し早いですが天気も曇天なので今日はここに車中泊します。
お仲間は、多数います。人気の道の駅のようです。
晩酌後に、就寝の準備するのが億劫なので、先に窓ガラスに目隠しを貼ってから食事に行きます。
お風呂夕食セット1150円です。これは、かなりのお得セット。
節約しようと考えていたのに、また贅沢な夕食となりました。
そして最も楽しみにしている温泉に入ります。
男湯には露天風呂が4つあり、広々としていて本当に寛げます。
休憩室も21時まで使えwifi環境も整っていて、道の駅川根温泉は超最高でした。
車に戻ってお休みします。
本日の走行距離205キでした。
ほとんどの道の駅は、本来、車中泊を公認しているわけではありません。情報提供者の友人は、長時間の滞在を控え、出来るだけ仮眠程度にと心掛けました。仮眠中はまわりに迷惑をかけないようエンジンストップすることも忘れておりません。