和歌山 紀三井寺 和歌浦 初詣
2020年元旦
和歌山市にある紀三井寺に初詣に行ってきました。
紀三井寺の紹介
紀三井寺は西国三十三所観音霊場の第二番札所で縁結びの階段231段(みかん船で知られている紀伊国屋文左衛門は、この階段で草履の鼻緒が切れたところを
玉津神社宮司の娘に助けられたのが縁で結ばれたといわれる)や早咲き桜の名所でもあります。
因みに、第一番札所は、那智山青岸渡寺で三番札所は紀の川市にある粉河寺です。
紀三井寺への道案内
大阪市内からは車で近畿道、阪和道で南へ、和歌山東インターで降り、約三キロで国体道路を左折します(直進すれば、和歌山城)
左折する交差点の右向かいの角には、和歌山ラーメンで有名な井出商店があり、本日元旦も行列ができていました。
この交差点を海南方面に進むと約10分~15分で紀三井寺(左手)に入る交差点です。
(目印は、交差点の左にモスバーガーがありますのでそこを左折して直ぐです)
紀三井寺の駐車場
駐車場は、「ガーデンホテルはやし」でお土産を買うという条件で無料で停めさせていただきました。
そこから少し先にも広い有料駐車場があります。
車を停めて約5分すると参道に露店と土産物売り場が軒を連ねます。
やはり元旦、普段は、人影もまばらです。
鬼のような階段
人ごみをかき分けて進むと桜門です。
桜門をくぐると見上げるような真っすぐな階段231段が私をあざ笑うよう待ち構えています。
途中、右手に身代わり大使との文字が
この身代わり大使のお守りを義理の姉がこの場所で買って、旦那さんに身につけさた直後、会社で作業中、頭上から荷崩れしてきたところ間一髪で逃れられたそうです。
偶然だとは思うのですが今年もこのお守りを買ってから残りの階段を上り、やっとこ登り切りました。
早速、おみくじを求めて本殿を見ると100mくらいの順番待ちです。
結局、家内と娘は、20分ほど並んでお賽銭とおみくじをしましたが娘の浮かぬ顔をみて
とっさにしまった!
おみくじは、何時も凶
ここのおみくじは、凶が多いことを伝えていませんでした。
私の経験上、大げさに言えば10回に5回は、凶を引いているのです。
(でも、凶を引いた年ほど良いことがあるのです)
凶を引いてうつむく娘にそのことを話し、枝に結んぶように教えました。
和歌浦の風景と案内
お参りを終えて、階段を降りる前に写真を撮ります。
紀三井寺の山上から西を見下ろすと和歌浦全体が見えます。↑
正面奥には旅館街、その下には和歌浦漁港が見えます。↑
(この写真は、紀三井寺の参拝後に夕暮れの和歌の浦を撮影したものです)
和歌浦といえば釣りと頭に浮ぶ人が多いと思いますが、万葉集にもこの地が多く読まれているのです。
山部赤人 「若の浦に潮満来れば 潟を無み 葦辺を指して 鶴鳴き渡る」
意味は、和歌の浦に潮が満ちると干潟がなくなり、葦の生えている岸に鶴が鳴きながら渡っていくということ(ここは、現在も干潮時には一面、干潟が表れ、いくつもの景色を楽しめます。満潮時の水深でも人の腰の位置よりも浅いと思います)
ということで上った階段231段をゆっくり降りて家路に戻ります。
以上、紀三井寺に初詣でした。
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