ウーパールーパーは、どんな生き物? 何処から来たの? 知りたくなった
ウーパールーパを飼う切っ掛け
先日、娘が何処で聞いたのかウーパールーパーを置いているペットショップが近所にあるので見に行きたいと言い出します。
家内曰く、少し前から犬を飼いたいと言い続けているので忘れさせるためにも 飼育しやすければ飼ってもいいかなぁとのことです。
という事で早速、近くの大型スーパー内にあるペットショップへ向かいました。
そこには犬、猫の他、淡水魚のエリアがあります。
店員さんにウーパールーパーについて教えてほしいと伝えると店内の奥の方に案内され、約10センチ四方の小さな水槽が並べられ、何色ものウーパールーパーが居ます。
私のイメージは、肌色のウーパールーパーでしたが黒っぽいものが居て、まるで「おたまじゃくし」のように見えました。
私達は全員一致で肌色っぽい定番のウーパちゃんを家族の一員として迎えることにします。
そして飼育に必要なものと飼育にあたっての注意を聞きました。
店員さんの説明と注意点
以下に定員さんに選んでいただいた必需品と飼育にあたっての説明を画像とあわせて報告します。
店員さんが言うには、ウーパーを飼う上でエアーレーション(ブクブク)とライト、飾りの水草などは必ずしも必要でないとのことですが一応、水槽内が殺風景なので購入しました。
水槽の大きさ
①水槽の大きさ(体調が30㎝近くになることがあるので体の向きを自由に変えれるよう水槽の大きさは45㎝くらいが良いと言われましたがスペースの問題で取りあえず我が家は、30センチ強の水槽にしました)
水温の調整
②水温が30度以上にならないこと(真夏の日中に外出の際、エアコンを切れば水温が30度を超える場合があるので画像のような水槽冷却ファンを付けておく) この大きさで二千円前後
エサをやるとき
③エサをやり過ぎないこと(エサをやり過ぎると消化不良を起こし、お腹の中でエサが腐食し突然死する場合があるそうです。
排泄後は、ピンセットなどで取り除いてやること。子供のころは、一日、一回程度で3~4粒、食べ残しがあれば取り除く)
エサは、人工肥料が無難
ウーパールーパを水槽に入れるとき
④出来るだけ複数を同じ水槽に入れないこと(金魚やメダカは食べてしまい、仲間は共食いまではしないものの仲間のエラ(ツノ)を餌と思い込みかじってしまうことがあるようです)
⑤水道水では駄目なのでカルキを抜く(この水槽の水に対してキャップ一杯と少しを混ぜてカルキを抜きます)
以上がウーパールーパーを飼う上で最低限必要なことです。
ウーパールーパについて調べてみた
そして、ウーパールーパーのどのような生き物で何処から来たのかを調べましたので簡単にご紹介します。
私が最初にウーパールーパーの存在を知ったのは、若い頃に見たテレビのCMです。
当時、正面から見たその愛くるしい顔は、笑っているのか、少し間が抜けているのか、その容姿が頭から離れなかったのを覚えています。
いろんな番組にも取り上げられ、その人気は急上昇、その価値は一千万円以上と言われていました。
当時、地元和歌山にウーパーが来るとのことで、その姿を一目見ようと数時間並んだことがありました。
ウーパールーパーの故郷は、メキシコでサンショウウオの仲間と言われています。
そしてこの名前は、日本でつけられたもので海外では通用しないとのことです。
本当の名前は、アホロートルといいますが日本に来た際に、スーパールーパーやウーパールーパーと候補があり結局この名前に落ち着いたとのことです。
現在日本にいるものは、ワシントン条約の規制の対象であるため、国内で養殖されているものです。
ウーパールーパーは、普通、幼体のまま成長しますが成体することもあるそうです。
分かりやすく言うとおたまじゃくしのままカエルにならず成長するはずのウーパーがカエルになってしまうのです。
変態してしまうと体が黒っぽくなり、手足がはっきりとなり、カエルのように瞬きをするようになります。
かわいいはずのエラ(ツノ)が無くなりイモリのようになり、普通、7~8年の寿命も短くなってしまうのです。
変態してしまう要因は、水槽の水の深さにあるようで浅くしないよう注意が必要です。
また、再生能力が強く、大きな魚に手足やエラを食べられても徐々に再生されます。
観察していても視力が弱く、ガラスに手を近づけてもすぐに反応せず、後戻りすることが苦手なようでバックするところを見かけません。その愛くるしい顔のまま動きもあまり機敏さは感じられません。
我家の一員となって約1週間、今のところリビングでは、常に誰かがウーパーちゃんと会話している状況です。
以上がウーパールーパーについての報告でした。