和歌山近辺でトイレあり 車中泊で夜釣りが出来る 大型マダイが狙える小島漁港
小島漁港で62㎝のマダイ釣り上げる
SNSで釣り仲間の山口氏(とっちゃん)が大型マダイを釣ったと知り、情報を貰おうと連絡を取りました。
場所は、幾度かこのブログで紹介している大阪府と和歌山県の中間に位置する小島漁港の防波堤です。
その時の状況などを取材し、以下にまとめました。
なお、画像の顔出し、氏名、餌のこだわりなども全てオープンにしてもいいとの許可をいただいています。
当日の小島漁港の状況
時は2021年3月18日、奈良県在住の山口氏(とっちゃんは、前日の夕方に小島漁港に到着し防波堤の表向きに親子で釣り座を構えたと言います。
夜釣りでは、ガシラ、ベラ、ウマズラハゲを釣り上げたものの本命のマダイらしきアタリはありませんでした。
↑↑前日に釣り上げたウマズラハゲ
夜も遅くなり風が強くなったため一旦、仮眠をとり朝凪に期待します。この場所は、明け方のヒット率が高く、当日は中潮で満潮が9時頃と夜明け時が丁度、上げ八分の勝負どころと考えていたようです。
そして夜が明け、紀淡海峡の水面(みなも)は予想通りの朝凪で潮は加太から大阪湾方面にゆっくりと動いています。
↑↑上の2枚の画像は当日のものでなく異なる日に撮影したものです。当日の明け方は、ベタ凪でした。↑↑
ウキがスポット水面から消し込まれる
釣り方は遠投ウキを付けてのかご釣りです。幾度か正面に見える淡路島に向かってかご餌を打ち返していると赤い遠投ウキが鏡のような水面にスポッと消し込まれました。
焦る気持ちを抑えて一呼吸おいてから竿を天に向かってあおります。
道糸が張った瞬間、ガツンという手ごたえと同時に一気に竿が持っていかれます。体勢を立て直し獲物の出方を探っているとジーと音を立てて糸が苦しそうに出ていきます。
本命か!相手は横に走らず首を縦に振りながら底に底に潜ろうとします。
この時点で頭の中は、いぶし銀のチヌか?それとも赤い・桜・桜鯛か?黒なのか赤なのか妄想にふけりながらの格闘です。
この間、わずか五分、相手の気のゆるみの一瞬を突いて一気に勝負に出ると水面に顔を現したのは赤い方の魚です。
微妙に震える足と手を抑えて慎重にタモを入れ、取り込んでみるとこの季節にふさわしい桜色した春の風物詩の62㎝の桜鯛です。もちろん今シーズン第一号です。
↓↓下の画像は、昨年この場所で息子さんが釣り上げた第一号65㎝とのことです↓↓
竿は、ダイワのインプレッサ遠投3号、525でハリスは2号、針は真鯛8号の使用でした。
タナは、7ヒロで(ハリス2ヒロ)でした。
エサは、オキアミと真鯛パワーでサシ餌は、自作のオキアミです。
※自作のオキアミは、みりんとグラニュー糖に化学調味料を混ぜ天日干ししたものです。ここには強いこだわりを感じます。
小島漁港とは
小島漁港は内側ではサビキ、グレ、アジング、メバリング。外向きでは、大型マダイ、チヌ、青物、タチウオ、アオリイカと一発が狙える1級釣り場です。
駐車場は広くトイレもあり、夜間は適度な照明もあり、ファミリーでも車中泊で安心して大物が狙える数少ない釣り場です。
週末は売店もあり、バーベキューの設備を備えていますが念のため確認要です。
エサも近くにはありますが閉まっている場合があり事前に準備しておいた方が無難です。
以上釣りキチ山口氏(とっゃちん)からの情報です。;