今回は、車に関係なく古くなったビジネスシューズのすり減ったかかとの補強と色あせた革の表面をメンテしてみました。
メンテナンス前の靴の画像
靴の表面は、全体に色あせして、つま先部分は傷がついています。
かかと部分もかなりすり減っています。
今回は、写真の3商品を使用してメンテを行いたいと思います
最初は、右端のシューグーSを使って靴底のすり減った部分を補修していきます。
靴底の補修
すり減った底の部分、ふちの部分にシューグーSがはみ出ないようにセロハンテープを幾つかに分けて張り付けます。
(かなり雑に貼っていますが蜜着していれば問題ありません)
次にすり減った部分を元に高さに戻すための調整枠を作ります。
私の場合、薄い下敷きや使わなくなったファイルを約1センチほどの幅で7~8センチの長さに切り取って使ってます。
これを靴底の後ろ部分と側面にセロテープで固定します。(前に貼ったセロテープの上から)
高さ調整が出来れば、靴底をヤスリで簡単に磨きます。
(ヤスリがけは、高さ調整の枠を貼り付ける前でも結構です)
シューグーSを適量、靴底に塗ります。
へらや割り箸などで平らにします。
ここでシューグーSを隙間に押し込みます。
靴底ですので多少の凹凸は問題ありません。
ここまで出来たら後は、ドライヤーで (片側)約五分乾燥させてからテープ類をすべて取り除きます。
テープ類を全て取り除くと靴底の補修は完成です。
写真アップですと細かなアラが見えますが、実際に履いてしまえば殆どわかりません。
靴の表面の補修
次は、上記の3商品のうち写真左のサフィール(レザーローション)と真ん中のサフィール(レノベイティンングカラー黒)を使って靴の表面の小さな傷や色あせた個所を補修します。
まず、最初にレザーローションで靴の表面のホコリを落とします。
クリームをつけ、柔らかい布で馴染ませるように拭き取るります。
拭き取りが終われば、レザーローションと(レノベイティンングカラー黒)をパレットorお皿に取り出します。
カラー黒を中心にレザーローション(白)を薄め液のような形で混ぜ合わせながら靴の傷のついた部分や色あせた個所に筆で塗り込んでいきます。
今回は、殆どの個所が色あせていましたので全体を塗ったといっても過言でありません。
ベタ塗しなければ30分ほどでで乾きますので最後の仕上げは、通常の靴磨きをして完成です。
靴磨きは、100円ショップなどで買えるスピード靴磨きでもオッケーです。
後ろから見ると
横から見ると
全体の仕上がりです。
あくまでズブの素人が捨てる寸前の靴を応急的にもう一度はけないか試行錯誤しながら行ったものです。
製品の使用方法などに誤りがある場合はご容赦ください。
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